学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

「はぐくみ」9月号より

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「はぐくみ」9月号より

園長 末竹十大

 夏休みの間に、幼稚園の床をきれいにしていただいた。

 部屋の中のものをすべて出して、何も無い部屋の床を研磨し、塗装する。きれいになった床に、再び棚や机が置かれる。きれいになった床の上に、道具が置かれ、床は見えているところが少なくなる。いつものお部屋に戻った。きれいになった床は、いろんなものを受け入れて、自分が隠されることを受け入れている。

 夏休みが明けて、子どもたちが戻ってくると、さらに床は見えなくなるだろう。でも、子どもたちが元気に遊ぶために床は喜んで光るのだ。子どもたちを受け入れて光るのだ。神さまも同じである。

 神さまは、いつも新しいことを造り出している。しかし、新しいことだとは人間は思わないで、いつも通りに生きていくのだ。いつも通りに生きていくことができるために、神さまはいつも新しく造り出してくださる。いろんなものを受け入れてくれる新しい神の世界。神さまはただ受け入れておられる。

 神さまの世界は、隠れたところで我々を支える世界。エデンの園も、神さまの新しい出来事が日々起こっていた。しかし、何も不思議に思わず、わたしたちは生きていた。何かが新しく起こっても当たり前のことと生きていた。すっかり神さまを忘れて生きていた。それで、わたしたちは罪を犯すことになったのだ。いつも新しいものを与えてくださる神さまに感謝することなく。

 神さまは隠れているとマルティン・ルターは言った。隠れている神さまは見えないけれど、確かに働いておられ、わたしたちを支えておられる。支えられている保育者の働きも隠されているであろう。子どもたちがありのままに生きることができるように、心を尽くして、隠れた働きをする保育者でありたい、神に用いられて。

年主題

置かれたように

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