| 幼稚園のおいも畑 その1 | ||
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| 「これが、お芋の苗です。」 「えー。根っこないの?」 おいもの苗植えをする日、クラスの集まりで、みんなに紹介する時間をもちました。ひょろ長い茎に葉っぱがついただけの苗を保育者が見せるとこれがさつまいも?と不思議そうにみていた子ども達。 「では、今からどんな風に畑に植えるのか説明します。苗を横に寝かせるように持って、土の穴に先っぽが入るようにそっと置いてね。そして、やさしく土のお布団をかけてあげてください。」 子ども達は、うんうんと興味津々。 そして昼食後、さっそく苗植えをしました。数週間前から、子どもたちと園庭の一角を耕し作った畑に、一本一本苗を植え、そっとお水をかけてあげました。そっとかけるのは、せっかくのおふとんの土が水のいきおいで流れてしまうからです。 そして翌日。 「ねえ。おいも、もうできた!?」 そういって朝、目を輝かせ飛び込んできた赤さんがいました。 「まだ、まだ。春が過ぎ、夏が来て、秋がきたらね。」 「秋って明日?」 「まだ、まだ。あつーい夏が来て、涼しい秋がきたらね。」 「ふーん。僕が植えたおいもおおきくなるかなあ。」 「そう。土の栄養とお水、それからお日様の光を葉っぱがいっぱい、いっぱい受けて、おいもは土の中でゆっくりゆっくり、むくむくと大きくなるよ。大切にお世話していこうね。」 数日後、植えた当初しんなりと横たわっていた苗たちがどれもピンと頭をもたげ元気に上を向いていました。どうやらみんな根付いてくれたようです。 育つにはじっくりと時間が必要なこと、そして、お水をやったり、草抜きをやってあげる必要があることなどなど。今からその過程をじっくりと幼稚園のおいも畑で子ども達と体験していきたいと思います。 (つづく) |
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| 2010年06月01日 | ||
| ☆ 新入園の赤さんの園生活 ☆ | |
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| 5月も終わりに近づき、新入園の赤さんたちも少しずつ幼稚園での生活に慣れてきた頃だと思います。 入園当初は不安でいっぱいの赤さんたちが多いです。大好きなお母さんと離れなくてはいけない、わかっているけれどやっぱりお母さんの側にいたい、そんな様子で涙を流しながら幼稚園の門を出るお母さんの後を必死で追いかける姿を私も切ない思いで見ていました。 ある一人の赤さんも今では少し恥ずかしそうにしながらも笑顔で登園してきてくれます。少しずつ幼稚園がどんなところで、どんな人がいるのかを理解し始めてきたからこそ安心できているのだと思います。 朝の身支度を済ますと、イスに座ってみんなの動きを目で追いながら楽しそうに観察しています。初めはそんな姿を見て、“どうしたのだろう”、“つまらないのかな?”と心配をしていました。 そんなある日、私が他の子どもたちとクラスで製作をしていると、その子が他の子どもたちの中を掻き分けイスを持って来ては私の目の前にドスンと座りました。私はそんな姿を見て思わずクスッと笑ってしまいました。さっきまで私の後ろの方に座っていたその子が「なんだか楽しそうだな」と感じた勢いのままここに来たのだとわかり、それが何とも言えず微笑ましい瞬間だったからです。 その時、その子にとって今の時期に何が大切なのか教えられたような気がしました。何もしていないようで実はちゃんと周りに目を向け、働きかけていたのです。「どんな遊びがあるのかな」「あっ、あれ作ってみたいな」「あの子は何をしているのかな」さまざまな思いを抱きながら自分のペースで園生活の第一歩を歩み始めているのだと感じました。 見ていることから同じようにやってみたいという興味に繋がり、見ていることから学ぶこともたくさんあると思います。大人は「見ているだけで何もしていない」とそんな姿をマイナスに捉えてしまいがちですが、子どもたちにとってはこの時期に大切な遊びの一つなのではないかと思います。子どもたちのそんな姿も大切に受け入れながらこれからも子どもたちの目線で支えていきたいと思っています。 |
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| 2010年06月01日 | |
| ☆ 赤さんからのともだち関係 ☆ | |
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| 「○○ちゃん。ねえ。一緒に△△してあそぼう。」 これはある新入園の赤さんの女の子の寝言です。 大好きなお友達ができ、一緒に行動することが今楽しくて楽しくて仕方のない彼女は、夢の中でもいつも大好きなお友達と一緒のようです。 ご存知のように赤さんには、桃グループ(満3歳児保育)から進級した子ども達と新入園の子ども達がいます。4月当初より、進級児は、以前からのお友達に依拠することによって新しい環境を徐々に受け入れてきました。また、新入園児は、保育者の見守りの中、幼稚園の中に好きな遊具や遊びを見つけじっくり取り組みながら幼稚園は楽しく安心して過ごせる所であると親しみを深めてきました。 そして1ヶ月半。安心して過ごし始めた今、徐々に一人ひとりの視野は広がりつつあります。そこここで子ども同士の交わりが始まりました。遊具中心に幼稚園生活を送ってきた新入園の子ども達がお友達に目を向け始めました。桃時代のお友達しか目に入っていなかった進級の子ども達が実は隣にいた新しいお友達に気付き関わりを楽しみ始めました。そして、誘い合ってお弁当をお隣で食べたり、連れ立って外遊びに出掛けるような場面もみられるようになりました。 でも赤さんはまだまだ自分中心の世界に生きる時代。他児と一緒に行動しているようでまだまだそれぞれの世界を生きています。連れ立って遊びに出掛けたはずなのに、各々興味のある遊びに目を奪われ、あらあら、あっという間にばらばらという事はまだまだよくあることです。また、友達を求め始め、友達とともに過ごす楽しさや喜びを感じ始めていますが、ぶつかり合いやすれ違いも多いです。その際にはまずお互いの思いが出せるように支えていきたいと思います。その積み重ねの中で自分とは違う相手の思いの存在に気付き、やがて自分の思いを調製してみようとする様になって行きます。 もう6月。子ども達は確実にその世界を拡げていっています。世界がひろがり友達との関わりがはじまると、いざこさやけんか、葛藤も経験することになります。それらはすべて大きくなる上で大切な経験です。幼稚園スタッフ皆で身近にいてしっかりと支えていきたいと思います。けれど幼稚園でずっとともにいられない分、お家の方はご心配も多いかと思いますが、どうか、様子が知りたいなとか、ご心配がありましたら、降園時に気軽に声をかけてください。ともに子ども達の育ちを支えていきましょう。 |
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| 2010年06月01日 | |
| ☆ 体育的活動 ☆ | |
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| 今の子どもたちの外遊びではドッチボール、サッカーなどのボール遊び、鬼ごっこを緑さん中心に、花ごり、虫取り、また砂場で花や葉っぱを飾りながらケーキやごちそう作り、また三輪車、ブランコなどを楽しむ姿があります。 そんないつもの園庭に5月14日、見慣れないトレーニングウエア姿の2人の男の先生が登場しました。ジョイスポーツクラブのS先生とM先生です。初めて出会う先生方に「この人は一体どんな人なんだろう」と様子をうかがっっていた子どもたち。次第に数人の子どもたちとキャッチボールが始まり、緑さんを中心によく楽しんでいるドッチボールへと展開していきました。その様子を眺めながらペットボトルの水鉄砲で遊びをしていた子どもが先生に水を掛けました。先生は子どもたちの先生に関わりたいという気持ちを即座に受け取り、これをきっかけにペットボトル鉄砲の水の掛けあい、追いかけっこ遊びへと膨らませてくださいました。花ごりやお砂場で遊びながら先生達の様子を見ていた赤さん黄さんも「ぼくもわたしも」「穴開けて水が出るようにして。」と先生と関われる嬉しさを胸にペットボトルを保育者にもらいにいき、遊びに加わっていきました。子どもたちは、掛けられないように逃げたり、気付かれないようにこっそり逃げたりと、心も身体もいっぱい使い、服をぬらしてみんなで楽しんでいました。 翌週には前日から楽しみにしていた子どもたちが、「先生一緒にドッチボールしようよ」とボールを手に持ち構える姿がありました。 ドッチボールではまずルールの相談です。先生チームと子どもチームに分かれ、当たったら外野の人と交代という、ドッチボールがはじまりました。本気で投げ自分の力を先生に見せて「すごいね」と認められ嬉しそうにしている子どもや当たらないように身をかわしボールの行方を見逃さず追っているこどもなど、今持てる力を駆使して、スリル満点なゲームが展開されていきました。 その傍らでボールを抱え遊び始めていた赤さんや黄さんたちと水野先生とでキャッチボールも始まりました。「見てみて」と繰り返し投げ合いを楽しみ見ました。緑さんのボール遊びに影響をうけ興味を持った子どももボールに親しみ遊ぶことができました。 「昨年のような一斉の体育指導ではなくなることにより、跳び箱や縄跳びなどの経験が出来なくなるのではないか心配。」という声も保護者の方からいただいています。今まで実施されていたことの変更に不安を抱かれることは当然のことと幼稚園スタッフ一同、受けとめています。 ルーテル幼稚園は、子どもの自主的活動を主体とした自由保育の園です。子ども達は自分に任された時間、空間の中で、自分から周りの環境(もの、遊具など)に働きかけ活動を展開していきます。昨日から今日、今日から明日へとつながりを持って展開されていく子ども本来の生活の歩みを大切にし、前日の子どもの姿から保育者が毎日願いを込め環境を整え子ども達を迎え保育を展開しています。 昨年度までは、毎月曜日に年齢別一斉活動として体育指導を実施してきました。カリキュラム通りに実施する一斉指導は効率的であり、一定の効果があります。しかし、昨日から今日へとつながりを持って展開されていく子ども本来の生活の歩みに反することもしばしばあり、火曜日から金曜日の生活と遊離してしまうという大きな懸念があり、このままの形で続行すべきか否か職員会で何度も討議を積重ねました。その結果、今年度からはよりルーテル幼稚園の保育方針にかなった形態をとれるよう、自由活動時間中にジョイスポーツクラブの先生方に保育者の一員としてともに生活する中で、子ども達の体育的活動への興味関心をとらえ、活動を展開し、援助していくという方法へ転向させていただくこととし2009年度の終園日礼拝後の保護者会において説明、2010年度より実施となり現在に至っています。 ここであえて「跳び箱やなわとびはもう経験できないのか」というご質問に答えさせていただくとするならば、NOです。跳び箱も縄跳びも子ども達が体育的活動を展開させていくための大切な環境の一つです。ジョイさんとの自由活動中の時間はもちろん、必要に応じて学年別活動で取り上げ皆で経験したり、クラス活動で取りいれる可能性もあります。 今回の転向は、後退ではなく、前進であると私どもは考え、子どもにとってよりよいものとなるように誠実に取り組んでおります。今後もオリーブの会・はぐくみ紙上・保護者会などで子ども達の体育的活動の様子をお知らせしていきます。どうぞよろしくおねがいいたします。 |
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| 2010年06月01日 | |
| ☆ 横割り活動(緑)☆ | |
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| 緑さんは、4月から同年齢の子どもで集まる横割り活動を始めました。緑さんにとっては待ちに待った時間です。『12:30に‘はこぶね’に緑さんは集合!』と担任の先生から聞くとどの子も張り切って集まって来ます。 あこがれの緑さんになりそして『みどりさんだけのじかん』にとても魅力を感じているようです。 集団ゲームやリズム、お話の時間を通して友だちと心を通わせながら、新しい緑さんの時間をスタートさせました。この緑さんの集まりでは、自由に遊んでいる午前・午後の遊びの時とはまた異なり、ひとつの話題について話し合う時は、じっくり最後まで友だちの思いを聞いたり、自分の思いを発言したりすることを大切にしようと考えています。また時には、いつもあまり自分から思いを表現しない子が、思いを伝える場を作り自信につながるように場を提供するなど子どもたちが集団の中で自分を表現し、仲間意識を持って活動に取り組む経験を取り入れていきます。そして同年齢集団の保育ならではの活動として、描画を絵具やクレヨンを用いてじっくりとひとつのことに向き合ったり、普段少し苦手意識のあるものも友だちと活動する雰囲気に乗り、やり遂げることも経験してほしいと願っています。 これから、赤・黄グループも横割り(学年)活動が始まります。同じ年齢の集まりだからこそできる活動を計画し、人との関わりや製作活動では、いろいろな技法や技術を年齢に応じた内容でより経験を深めていきたいと願っています。 |
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| 2010年06月01日 | |
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