2026年度の聖句
2026年度の聖句

見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください
ルカによる福音書15章6節(新共同訳聖書)

■夏休み、介護で妻と私の実家に行きました。きょうだいにも会い、こんな話で盛り上がりもしました。義母が既に亡くなっている祖母をまだ生きていると思い込んで一生懸命探して街まで歩いて行って、その義母を探す出来事があったこと。父が施設に入っている母を一緒に買物に来ていると思い込んで、探し回ってお店の人と警察の方に助けてもらい、私が急いで遠くから会いに行ったことなど。「あの時は大変だったよねぇ」と笑いしながらも一緒に親を思い、迷惑な話ではなくて心が温かになる時間でした。そして思い出すのは、自分も子供の頃迷子になって必死に探してもらったことです。大切な人を一生懸命探す、その親を今度は子どもが探す。認知症が始まっても、お互い様で、心配と愛がその動機なんだと、しみじみ感じました。
■聖書 聖書の言葉はイエス様が語られた例え話の締めくくりです。「100匹の羊を持っている羊飼いは1匹がいなくなったら、それをおいてでも1匹を探しに行くんだ。」という話です。私たちには、一人で苦しい時があります。一人ぽっちで寂しい時もあります。「でも、神様は君のことを決して忘れてない。待ってるんじゃなくて、自分から探しに来るんだ。そして見つけたら、友達や近所の人達を集めて一緒に喜ぶ、そんな神様なんだよ。」この地上にこられて神の愛を説き、人を愛し、人のために犠牲の死を遂げるイエス様が言われる、難しい論理や掟ではなく、わかりやすい神の愛の姿です。ちなみに「牧師」という言葉も、「羊飼い=牧者」から来ているんですよ。
■勧め:私たちも、受けた愛を指折り数えて、みんなで一緒に喜び、人にも優しく生きていく、そんな生き方をいたしましょう。園長 徳弘浩隆