学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

2023年度の聖句

名古屋ルーテル幼稚園HOME >「2023年度の聖句」

今月の

主よ、あなたの道をお教えください。

詩編 86:11


 カメの「かめきち」が長い冬の眠りから目を覚まし、元気よく動きだしました。掲示板の隣にあるミモザの木が淡い黄色い花を咲かせ始めました。小さな出来事が、春の訪れを感じさせてくれています。今日も子どもたちは元気に登園してきます。毎朝、門でこども達をお迎えしていますが、この時間は、こども達の元気な姿や笑顔に出会うことができるとともに、保護者の方々ともお会いすることができるとても素敵な時間です。そして、「今日も頑張ろう!」と私に力を与えてくれるかけがえのない時間でもあります。このような時間を与えてくださった神様に心より感謝いたします。

 2023年度も残りわずかとなってきました。今年度は「ともにつむぎだす」~希望の中で~を年主題として歩みを進めてきました。こども達はこの一年間、あそびを通して、たくさん学ぶことができました。できなかったことが一つずつできるようになりました。お友だちとの関わりを通して、力を合わせること、助け合うことができるようになりました。そして、相手を思いやる優しい気持ちも持てるようになりました。体はもちろんのこと、心も大きく成長しました。私たち教師も日々成長していくこども達との関わりの中で、新しい気づきが与えられ、たくさん学ぶことができました。そして保護者の皆様がいつも幼稚園のことをご理解してくださり、協力し、支えてくださいました。「神様とわたし」のつながりを縦糸とし、私たち(こども達、保護者の皆様、教師達)一人ひとりが神様からいただいている賜物を緯糸として、うまく交わりあって、ステキなかけがえのない唯一無二の布が織り上がりました。

 4月からはまた新しい年度が始まります。緑さんは慣れ親しんだ幼稚園を卒園し小学1年生に。黄さんはずっとあこがれていた緑さんに。赤さんは黄さんに、桃さんは赤さんにそれぞれ進級します。そして新しいお友だちが入園してきます。それぞれ、期待に胸を膨らませながらも不安な気持ちも抱えていると思います。保護者の皆様もそうだと思います。私たち教師もそうです。でも、大丈夫です。私たちにはいつも神様がそばについていてくださいます。どんなに困難と思われる時も、神様は最善の道を示してくださいます。恐れずに、神様を信じて、神様が示してくださった道を歩いていきましょう。

園長 伊藤由紀子

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう