1月の保育主題
1月の保育主題
年が明け、いよいよ今年度も最後の学期を迎えました。冬休みにおうちの方と過ごしたこども達は、きっと嬉しいことや普段なかなか経験出来ないことも、たくさん楽しんだのでは?と想像し、そんなこども達がどんな表情で幼稚園にやってくるのかワクワクして待っていました。
私たち保育者は…と言いますと、毎学期ごとに行っている園生活の振り返りと3学期に向けての話し合いを、時間をかけて行いました。こども達との毎日の生活を、改めてクラス・学年・行事・領域(造形、音楽、自然、食育、戸外あそび)と視点を変えてじっくり振り返っていきます。それぞれが感じ考えている事を言葉にし共有することで、また新たに気づかされ学び合う時が与えられます。
園生活の中におけるこども達の姿を改めて思い起こすと、どこを切り口にしてもその時々にその子らしさを精一杯表していたな~と実感。こども達の姿にはちゃんと理由があります。時には、表に現れている姿とは真逆の理由が奥に潜んでいることもあります。自分が自分らしく生きるために、自分を見つけていくための一歩一歩を一生懸命試しているその姿に、祈らずにはいられない思いが湧き上がります。
おうちの方も保育者の日々の報告や行事を通して、きっとその様な事を感じられたことがあるのではないでしょうか。そして、いつの間にか私たちも今まで知らなかった世界をこども達から見せてもらえ、成長させてもらえている事を感じ有り難い思いで満たされます。
3学期は1年の集大成の時でもあります。けれども、何か特別な事を!というよりも、こども達が積み重ねてきた力を使って充分楽しめるように、これまでと同じく毎日を大切に過ごしたいと思います。面白かったね♡嬉しかったね♡ありがとう♡を皆で刻んでいきたいと思います。3学期もどうぞ宜しくお願い致します。
副園長 前田朱美子