11月の聖句
11月の聖句
ルカ 10:29
神様のお守りと導きにより楽しくプレイデイを終えることができました。今年もコロナ禍において各学年別で分散して行ったのですが、ももさん、あかさん、きいろさん、みどりさん、それぞれ自分たちの遊びの中から考え出された競技、そのために必要なものを自分たちで作ったりと、一人一人の思いがいっぱい詰まった楽しいプレイデイとなりました。おとうさん、おかあさんといっしょに走ったり、追いかけられたりと親子で楽しむことができ、また、こども達の成長した姿を見ることができました。
11月の主題聖句は「わたしの隣人とはだれですか。」(ルカ 10:29)です。ある律法学者はイエス様に言いました。「わたしの隣人とはだれですか」と。イエス様はあるサマリア人の話をしました。ある人が旅の途中で強盗にあって、持っているものを全部取られて、殴られ、半殺しの目にあって道に倒れていました。そこをたまたまある祭司が通りかかりましたが道の向こう側を通っていきました。同じようにレビ人もやってきましたが見て見ぬふりをして道の向こう側を通っていきました。ところが旅をしていたサマリア人は、その人を見て憐れに思い介抱し、自分のロバに乗せ、宿屋に連れていき、宿屋の主人にお金を渡し、「このお金でこの人を介抱してください。足りなかったら帰りがけに払いますから。」と言いました。
この三人の中でだれが強盗に襲われた人の隣人になったのかとイエス様は言いました。律法学者は「その人を助けた人です」と言いました。そこでイエス様は「行ってあなたも同じようにしなさい」と言われました。私たちは祭司やレビ人と同じように知らん顔をしたり、言い訳や自己弁護してしまったり、そういう心が自分の中にあることに気づかされます。しかし、そのような私たちのためにイエス様は私たちの隣人となり、十字架に架かり、ご自分の命を捨ててくださいました。
イエス様は「自分が出会う人の隣人となりなさい。」とおっしゃっています。私たちもイエス様のみことばに聞き従って、誰かの隣人になることができるといいですね。
園長 伊藤由紀子