学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

4月の保育主題

名古屋ルーテル幼稚園HOME > 2017年度の主題 > 4月の保育主題

《4月の保育主題》愛されてここに

 4月に入り温かくなると、桜の花が一気に咲き始めました。

 子どもたちのいない春休みの園庭には、ハトや小鳥がたくさんやってきて、その賑やかなさえずり声を響かせていました。

 冬の間、ただ静かに、何の変化もないように見えた桜の木が、春の訪れとともに溢れる命を輝かせている。その姿から、私たちの力の及ばないところにも、日々備えられている神さまからの〈ふさわしい時〉と大きな愛を感じます。

 さあ、新しい年度が始まりました。今日から、新しいクラスに新しい名札、 今までとは違う〈初めて〉がいっぱいです。子どもたちだけではなく、おうちの方もきっとワクワクしながら登園されたのではないでしょうか。

 私たちにもこのように新しい〈時〉が与えられています。けれどもそれは突然やってくるのではなく、それまでの毎日の中で〈ふさわしい時〉を迎えるための必要な準備がされているのだと感じます。ドキドキしたり、不安な気持ちを抱えることになったとしても、その感情も含めたすべてが、次への成長につながる糧となっていることを忘れず、安心して歩みたいと思います。

 この1年、子どもたちの中に芽生える様々な思いを、おうちの方と私たち保育者とでじっくり受け止め、見守り、神さまの計画に耳を傾けながら大切に支えていきましょう。

 子どもたちが神さまに与えられている賜物が、充分に活かされ、その命が毎日ふさわしく輝いていけますように。

保育主任 前田朱美子

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう