学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

8月の保育主題

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《8月の保育主題》すべての人と共に

 7月に入り、毎日暑い日が続いていますね。各クラスで育てているプランターの野菜もすくすくと育っています。今年度は、クラスで毎日の水やり当番を決めました。お天気の日には声を掛け合ってお水をあげ、その成長を見守っています。ぶどうさんが育てたきゅうりがたくさん収穫できたある日、ゆりさん、桃さんにもおすそ分けをして、お弁当タイムに皆で美味しく頂きました。子どもたちの思いと恵みがいっぱいの特別な味でした!

 さて、明日から夏休みを迎えます。特別なプログラムがない日でも、おうちの掃除や、お洗濯、料理、水やりなど毎日必ず行われる日常生活の中に、子ども達の《遊び》が詰まっています。おうちの人と一緒にたくさん触れ合ったり、お喋りをしながら、自分の手で生活を担い、その気持ちよさや喜びを体感できたら、きっと特別で素敵な日になると思います。

 様々な事柄に追われることの多い毎日ですが、夏休みは少しでも心に余裕を持ち、子どもたちの話を《聞く》ことができる時間がもてるといいな、とも思います。私たち大人は、子どもにとって為になることを話してあげたいと思い、聞くことよりも自分の思いを話してしまいがちです。

 子どもたち自身は、思いを言葉に出し表現することによって、その時の気持ちが整理され、様々な感情を整えていく事が出来るようになっていきます。その作業を行うためには、じっくり話を《聞いてくれる大人の存在》が必要です。そんな時間がたっぷり確保できる夏休みになるといいですね。

 また家族のお休みに合わせて遠出をする機会もあると思います。神さまが用意して下さった沢山の自然や人との出会いの中で、豊かな夏休みを過ごされますように。

保育主任 前田朱美子

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう