学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

10月のルーテル日記

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10月の子どもたちの姿

毎日が遠足? - 行けなかった遠足

 朝早くメールの音。登園時には「遠足行きたかったな~」と残念な声が。それもそのはず、公園でいっぱい遊んで、丹精込めて作ったお散歩バッグにどんぐりや木の実をたくさん入れるはずだったのに!今年のお散歩バッグは歴代の緑さんが作っていた段ボールのリュックが人気で紐をスズランテープで三つ編みにしたり、黄さんは緑さんに刺激され三つ編みに挑戦したり、赤さん、ももさん達も箱を可愛く飾り、思いのこもったステキなお散歩バッグができました。

 しかし子ども達は朝の支度を済ますと、あの残念な気持ちはどこへ?というようにいつもと変わらず友だちと賑やかに遊びを深めていました。お昼の時間、いつもよりちょっとステキなお弁当を見て「毎日遠足だといいな~」の声も。

 どこにどんな状況でも友だち、仲間がいればパワー全開!な子ども達。この力は“かみさまからの賜物、雨もめぐみ”と感じた日でした。

もとこ

良く見て、良く聞いてるよ - 交通安全教室

 いつもの合同礼拝の時と同じように集まってきた子ども達ですが、千種署の交通安全課の方や交通指導員さんの姿に何が始まるのかなと興味深く見ていました。「自転車に乗るときは?」の問いに「ヘルメットを被る。」「車に乗るときは?」に「シートベルトをする。」と子ども達は自信満々に応えていました。

 「子どもは車のドアを開けてはいけません。」と言われるとAちゃんが小さい声で「先生、わたしね。大きいの。お姉さんなの。だから車のドアを開けていいの。」と言いました。お家で頼まれて開けているのかなと思い「そうなんだ。気をつけてね。」と応えると「うん。」と安心したように頷いていました。「横断歩道で青信号が点滅していたら?」の問いに「渡る!」と大声で応えたB君には「渡ってはだめですよ。すぐに信号が赤に変わるからね。お家に帰ったらママにも教えてあげてね。」と指導員さんから優しく教えて頂きました。

 子ども達は大人の行動をよく見ていますね。子ども達の身を守るためには私たち大人も交通安全の意味を考えて行動しなければいけないなと改めて感じました。

ちよえ

きっかけはとつぜんに - Joyさんスペシャルタイム

 10月から金曜日のスペシャルタイムは、緑さんと黄さんを中心に縄跳びを行っています。縄跳びスペシャルタイムの初回は、大繩をやりました。大繩をヘビや波に見立てて飛ぶ練習をしました。スペシャルタイム終了後には、自由遊びでもたくさんの子から「大繩やりたい」という声が上がりました。

 すると、「ぼくもやりたい!」とやってきた黄さんのAくん。今まで大繩をやっている姿はあまり見たことがありませんでしたが、何度も大繩の列に並ぶほど夢中になっていました。なんとこの日は、午後の自由遊びも大繩三昧のAくんでした。まだまだ大繩初心者のAくんですが、スペシャルタイムをきっかけに、大繩の楽しさを知ってくれたようでした。けんた先生のご指導の下、身体を動かして遊ぶ「楽しさ」や「心地よさ」を子ども達に伝えながら、その「楽しさ」を子ども達と共にたくさん味わって毎日過ごしていきたいと思います。

みさと

世界が広がる - 桃さん

 クラスにお友達が増えてきた桃さんたち。少し変わってきました。礼拝のために先生が並べた椅子に「自分で持っていきたかった!」と大泣きです。「あららそうだったのー?ごめんね」と謝ってもう一度やり直しです。準備された所に促されるままに座っていた1学期には、見られなかったことです。大好きなお友達が出来て、その子のお隣に椅子を置きたい!と、自分の思いをしっかり言えるようになりました。

 また、お友達に何かしてあげたいという気持ちがたくさんありすぎて、「やってあげる!」「自分でやる!」と互いの主張がぶつかり合い、言葉足らずで相手に悲しい思いをさせて困っている場面も見られます。小さな桃さんたちですが、彼らなりに感じる確執や葛藤と戦っています。色々なトラブルは毎日ありますが、桃さんたちのやり取りに桃さんらしい経験が積み重ねられ、桃さんの視界も世界も広がっているように感じられます。

さか

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう