学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

4月のルーテル日記

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4月の子どもたちの姿

見て、感じて、考えて - いいとこ探し

 ぶどうさんになって初日、新しい色の名札を付けて嬉しくてたまらないこどもたち。靴箱もロッカーも新しくなり、うっかり以前のクラスの場所に足が向いてしまい「あれ・・?」と気づいて戻っていく。何とも微笑ましい姿も見られました。なるべく早く1人ひとりが《ぶどう組》を自分のクラスとして安心して過ごせる場になるように支えていきたいと思います。

 ある日、子どもたちに聞いてみました。「今日お友だちのよいところ、すてきだな~と思ったところはどんなところ?」すると「○○ちゃんのお祈りしてるところが素敵だった!」「○○ちゃんが讃美歌を歌っているところ!」など、あまりまだ交わっていないお友だちの名前も出てきたのです。子どもたちは私たちが思っている以上に色々見て感じて、考えているなぁ…と驚かされました。

 ぶどうぐみは、お友だちの良いところをたくさん見つける【いいとこ探し】をテーマに1年間過ごしていきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願い致します。

すみこ

新しくなるために - お友だちの広がり

 ♪ピンポンパンポン~とお片付けのチャイムがなるとクラスに戻りおやつの準備です。「お隣しよう~!」と声を掛け合っているこどもたち。一緒に座るお友だちを見つけるとホッと一安心している様子。次はお弁当の時間です。おやつのとき同様声を掛け合い、また一緒に座っていました。

 お弁当を食べ終えたあとはクラスのお部屋で自由遊びをします。そのときになると、さっき一緒に座ったお友だちのそばで折り紙をしている姿がありました。二人で会話をしながら楽しそうに折り紙をしていると、午後の自由遊びの時間になりました。隣のクラスから「おうちごっこしようよ」と一人の子を呼びに来て、もう一人の子は一人で折り紙をしていました。しばらくすると一緒に折り紙をしていた子が戻って来て、「〇〇ちゃんもおうちごっこ入る?」と誘いに来ました。その後はおうちごっこをみんなで楽しんでいました。

 前のクラスのお友だちを拠点としながらも新しいクラスで新しいお友だちと出会い、少しずつ慣れ始めているぶどうさんです。

みさと

寄り添いながら - お友だちを思って

 新しいクラスで1ヶ月も経ち、お部屋の集まりでも最初こそ緊張している様子がひしひしと伝わってきましたが、徐々に安心して友だちと楽しそうに会話する様子もあります。クラスの友だち同士みんなで友だちを助け合う姿もありました。

 ある日、おやつの時間に座っていたA君が突然椅子から離れて部屋の隅に行ってしまいました。保育者が声を掛けてもA君は嫌がり、隣に座っていた友だちも何度も様子を見に行ってあげていました。おやつを食べ始めてもなかなか椅子に座れない子に対しておやつ持ってきてあげる子、お茶を持ってきてあげる子、ごみを入れてきてあげると言う子がいました。クラスの友だち同士で友達のために動くことができ、気持に寄り添おうとする素敵な瞬間でした。そんな素敵な瞬間をクラスの中でたくさん見つけていきたいと思いました。

 これから1年神様に見守られながら子どもたちと一緒に笑って考えて、キラキラ輝く毎日を大切に過ごしていきたいです。

りさ

自分たちで考えて - 動物園開園

 「動物園に来てくださーい」その遊びの発案者は2人の緑さん。“手作りのチケット”“画用紙の看板”“立ち入り禁止のすずらんテープ”何やら面白そうです。「動物園だって!行ってみない?」近くにいた子ども達を誘って行ってみると、まだ準備中。すずらんテープが外れ動物園の開園です。ままごとコーナーの隅から布をくぐって可愛い動物さんが出てきました。本物の動物園でよく見る光景です。「あっ、動物さんが出てきた!」お客さん達は大喜び。頭をなでたり、用意されたエサをあげたり。その楽しそうな様子に興味を持ち、チケットのない子どもたちも大勢集まってきました。

 遊びが進むうち、動物園がなかなか開園出来なくなりました。どうやら、動物役をやりたい子が増えたことにより、いろいろな問題が起こったようです。しばらくしてやっと開園。行ってみると、他の動物が登場できるように子どもたちなりに試行錯誤した様子が見て分かりました。そしてその日の午後も動物園はクラスの中で盛り上がったのでした。まだ始まったばかりのゆり組。これからも様々な遊びがどのように繰り広げられていくのかとっても楽しみです。

まさこ

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう