学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

4月のルーテル日記

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4月の子どもたちの姿

ありのままのおともだち - 受け入れ合うぶどう組

 クラスも学年も新しくなり、1か月が経ちました。4月の最初はドキドキ緊張していた子どもたちも今ではすっかり緊張も解け少しずつ新しいクラスに慣れて過ごしています。ぶどう組は先生が「Yちゃんのお手伝いお願い」と言うと「いいよ!!」とみどりさんを中心に張り切ってお世話をしてくれます。

 おやつの時には隣にいたあかさんに「次はコップを持ってってお茶を飲むんだよ」、「コップ片付けるんだよ」と子どもたちから教えてあげている姿が…!そんな姿を見て“自分たちから進んで手伝ってあげるなんてさすがみどりさん! ”と感動しました。

 みどりさんになって少しづつ子どもたち自身からありのままの友だちを受け入れ、手伝おうとする姿が見られるようになりました。

 この一年、ぶどう組で過ごしていく中で、クラスのみんなそれぞれが子どもたちなりにお互いのことを認め合いながら、友達のために考えて助けてあげることできるようなクラスになっていってほしいです。

りさ

ずっと仲良しだったように - にっこにこのぶどう組

 新しく幼稚園で生活を始めるあかさんや途中で入園してきたお友達の中には、朝のおうちの方とのさよならのあとに少し不安気な様子を見せる子もいます。園庭には出ていてもみんなと離れた場所から他の子の遊びを見ているだけで、自分からはなかなか友達のところにはいけません。そんなお友達のところへ自分の使っていたバケツやスコップを持って近寄り、言葉を交わすでもなくその友達の分もバケツやスコップをせっせと運んであげていつの間にか一緒にお砂遊びが始まりました。お砂を入れ、水を汲みに行き、泥だらけになってもにっこにこ。ずっと仲良しだったみたいにとても楽しそうに遊びは続きました。

 私たち保育者も安心して過ごしてほしいと願いつつ様々な関わりを持つように心がけていますが、そんな大人の心配は子供どうしの自然な結びつきには及ばないんだなと感じさせられます。子供たちがお互いの存在を受け入れ、共に成長していけるように見守っていきたいと思います。

ゆきこ

存在を感じながら - 寄り添うゆり組

 新しいクラスになって、赤さんのお友達もたくさん加わり、毎日にぎやかに過ごしているゆり組さんです。帰りのあつまりの時間に、「今日幼稚園で楽しかったこと。作ったもの。何かみんなに発表したいことある人~!」と子ども達に尋ねてみました。すると、「は~い」と積極的に手を挙げ、子ども達一人ひとりが楽しかった遊び、製作物をクラスのみんなに発表してくれました。友だちの作った作品を見て、「すご~い」と目をキラキラ輝かせる子も。子ども達同士が尊敬し合い、憧れを抱くことにとても嬉しく思いました。

 今年のゆり組の子ども達には、様々なできごとをクラスのみんなに発表し、その体験した気持ちをみんなで共有し合えるクラスになっていって欲しいと願います。「嬉しい」「楽しい」「悲しい」「悔しい」など、毎日の園生活の中で様々な感情を抱いている子ども達一人ひとりの気持ちにクラスのみんなで寄り添っていきたいです。そして、友だちの存在の大切さを子ども達なりに感じていって欲しいです。

みさと

誘われ、刺激され - 味わうゆり組

 新入園の子ども達が加わり、今年もにぎやかな4月がやってきました。

 「そろそろかな?」クラスでのおやつの時間、こっそり○ちゃんをトイレに誘いました。入園前までオムツだった○ちゃんは頻繁にパンツが濡れてしまいます。すると、私達を追って、△ちゃんまでがトイレの中についてきてしまいました。「おしっこ出るかな?」私と△ちゃんが見守る中、○ちゃんはトイレでおしっこが出たのです。「すごい!やったね!」と手をパチパチ。すると、それを見ていたいつもはトイレに行かない△ちゃんも初めて幼稚園のトイレで成功することが出来たのです!この時期ならではの微笑ましい出来事ですが、学年、内容は違えど新しいクラスでは同じような姿がいろいろなところで見られます。友だちの存在に誘われ、刺激され、心動かされ、喜び合い、そして成長する。今年度のゆり組では「友だちの存在」を大切に感じながら様々な経験を味わい、共に成長し合う一年間を過ごしていきたいと思います。

 一年間よろしくお願いします。

まさこ

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう