学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

12月のルーテル日記

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12月の子どもたちの姿

原点に戻って - 同窓会クリスマス

 12月23日、1~6年生までの卒園児たちが続々と幼稚園に集まってきました。この日はルーテル幼稚園クリスマス同窓会。受付ではなつかしい友だちや先生たちと対面し、ちょっぴりよそよそしい卒園児たち。とっても静かに礼拝を守る姿に「さすが小学生!」と成長を感じます。

 さて、お楽しみの「クリスマス会」です。ゲーム「なんでもバスケット」では「幼稚園のお弁当におにぎりを持ってきたことがある人~☝」「ルーテル幼稚園が好きな人~☝」なんていうお題が出ました。このあたりから、ふざけ出す男の子も出現!なつかしい場所でなつかしい仲間や先生と過ごすうちに、「さすが小学生!」が「なつかしい幼稚園のころのあの姿」に戻っていく、そんな同窓会となりました!そう、ルーテル幼稚園のことが好きな気持ち忘れないでね。

 自分らしさを取り戻して、元気に帰っていくこどもたち。彼らの自分らしさの原点は変わることなく、ここにあると思える日でした。

まさこ

思いを表す場所 - ももさん

 友だちの名前も覚えて「今日、○○ちゃんは?」とお休みの友だちの事を尋ねる事も増えてきました。

 Aちゃんは長く休んでいるKくんに「お手紙を書きたいから書いて。」と言うので「なんて書くの?」と尋ねると恥ずかしそうに「早く帰ってきてねって書いてほしいの。」書き上げると嬉しそうに畳んでカバンに入れていました。その後も「まだ来ないね。」と待ち焦がれていました。

 他の子ども達も「今日もKくんの事お祈りしょうね。」と呟いていそいそと椅子に座って礼拝の準備をしている姿がありました。その反面「Bちゃんの隣に座りたい。」「私も隣にしたい。」と隣の席をめぐって言い合いになることもあります。「お隣は2つあるから大丈夫だよ。」だったり「お弁当の時に隣にしてもらおうね。」で納得しています。“隣”というキーワードに魅力を感じているようでした。思いっきり自分を出して良い場所です。友だちと意見をぶつけ合って,友だちの思いに気づける、そんな援助をしていきたいと思います。

かめやま

言葉があふれる - マナさん

 ある秋の日、マナ組さんは園庭へ遊びに行くために、下駄箱で靴を履き替えていました。「自分ではけたよ!」とさっそうと外へ飛び出していく子。靴を履くのは難しいけれど何とか自分で、、、と格闘している子、ガンバレガンバレ。そんな中、3人のおしゃべりが聞こえてきました。「わたし、こんなに大きくなったよ。」とAちゃんが言うと「B(自分)の方が一番大きいよ!」「えーっ、Cちゃんが一番!」どうやら自分の背の大きさの話をしているようです。その内に「Cちゃんのパパが一番大きい。」と1人が言い出すと「Bのパパが大きいよ。」「わたしのパパが一番大きい!」靴もそっちのけでワアワア言い合っています。言葉のやり取りがこんなにできるようになったことに保育者が感心していると、側で見ていたDちゃんが「もお〜、みんなケンカしないの」と小さな声でボソッ。お友達との関わりが少しずつ増えてきたマナ組さん、3学期はどのように成長していくか楽しみですね。

みお

みてみて~~ - 遊ぼう会

 「ママみてー」汽車のレールをつなげて得意げなA君、「先生みてー」クレヨンのお絵かきをみせてくれるBちゃん、2学期の遊ぼう会では、見て見てちゃんがいっぱいです。いろいろな事が少しずつ出来るようになり、それを見てもらう事で、満足したり、自信をつけ、安心して遊ぶ子どもの姿には、「見る」という事の見えないパワーを感じます!

 「○○君こっちだよ」「○○ちゃんどうぞ」お友達の名前を覚えたC君はお友達と積極的にかかわり遊んでいます。Dちゃんはお友達がエプロンをつけているのを見て「わたしもー」、それを見たEちゃんも「わたしもー」とかわいいエプロン三人娘の出来上がり!三人共ニコニコのおそろい姿でそれぞれの遊びを楽しんでいました。一人の世界からお友達と出会い新しい世界に歩み出している子ども達の姿は輝いていますね。こうした瞬間を共に過ごす場に身をおかせていただいている事に感謝!いっぱい遊んで大きくなあれ!

ともこ

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう