学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

7月のルーテル日記

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7月の子どもたちの姿

ももさんあつまり

 6月28日に桃グループの初めての”あつまり”をすることが出来ました。
いつもは他のグループのあつまりのアナウンスに「私も行きたい、行きたい。」「僕は緑さんだよ、桃さんじゃないから行く!」と大泣きしていた桃さんたちです。やっと自分たちの番が来たといそいそと虹のラウンジに集まる姿や、桃さん列車に乗って不安を押さえながら集まる姿もありました。

 桃さん同士の初めての顔合わせでは、自己紹介をし、一緒に七夕飾りの製作をして楽しみました。自己紹介では小さな声で応えたり、大きな声でフルネームで応える姿もありました。七夕飾りでは、指でスタンプやのりの感触を楽しみました。触ることが苦手な子は教師の指でスタンプやのり遊びの経験をしました。 「ママに見せたい。」と言う声もあり、クラスで飾ってからお家へ持って帰ろうかと話すと「わーい。やったー。」と喜んでいました。

 次回のデザート作りの為に、好きな果物を訊ねると「りんご」「バナナ」「みかん」など色々な名前が出ました。美味しいデザートをみんなでトッピングして頂きたいと思います。

 神さまの愛の中で出会いを経験したり、友達やクラスのつながりを感じて、幼稚園が安心できる居場所になって欲しいと願っています。

かめやま

船をうかべたよ!!

 さて気づけばもう7月ですね。夏に向け造形コーナーで、普段取り入れないウレタンという素材を使って船を作るコーナーを計画しました。ウレタンといっても、ブロックの形や薄く好きな形に切れるものなど色々な形を用意しました。同じなのは土台のみ!こども達どんな船を作るかな、と楽しみにして当日を迎えました。
多くのお友達が、それぞれのオリジナル船を作る姿が見られました。
周りを塀の様に作る子や帆をかっこよく3つ付けた子、キャラクターの様に船を飾り付けした子、船の上に載せる動物を作った子など、こども達の発想に気づきや驚きの連続でした。そんな中Aちゃんは、ひと際集中して黙々と作る姿が見られ、イメージを聞いてみると「潜水艦だよー!」と言い、高くブロックを敷き詰め上には高い丸がついた帆を大きく掲げる様子がありました。また別日に、作った船をお天気のいい日にみんなでプールに浮かばせてみると「ほんとに浮かぶー!!」「ぶくぶくぶく(潜らせている)」「あ僕の船行っちゃったー!」など暑い中での水に触れる遊び、とても気持ちよく楽しむ姿が多く見られました。
普段触らない素材や道具を使って行う造形コーナー🔨
2学期も新たな素材を使って、こども達の発見を引き出せる時間になると嬉しいです。

なつ

子育て支援 あそぼう会

 コロナウィルス感染に関する様々な規制が徐々に緩和され、久しぶりにマスク無しでクラスをスタートすることができました。大人もこどもも直接表情を見ることができることがとても新鮮で嬉しく思います。今年度は少人数でのスタートになりました。多くの方に参加していただけることも嬉しく思いますが、 この年に遊ぼう会に参加したいと心を寄せて下さった皆様にお会いでき、大切なおこさまに出会わせていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。初めての教室に泣くことはないものの、じっと様子を伺う子、お部屋を隅々まで探索する子など様子は様々ですが、徐々に慣れ好きな遊びを見つけて遊ぶようになり、親子の微笑ましい姿に私共教師は癒されました。
遊ぼう会のこども達は、まだまだ幼く大人の手が必要な時期にあります。保護者の皆様も本当に大変なこともおありかと思います。ですが、この年のこの子たちと過ごせる夏は今年だけです。来年にはずっと成長され、また違った楽しみが待っていることでしょう。今この時のこどもと過ごす毎日をぜひ楽しんでいただきたいと思います。家事をする時、傍にいたいとぐずることもあるでしょう。傍にいたい子は傍に居させてあげて下さい。好きな童謡を歌ったり、眠る前にその日にあった出来事をつらつらと話したり…お母様の声でおはなししてあげることが何よりも素敵なことです。
この夏休み、環境とスケジュールをシンプルにして楽しい日々をお過ごしくださいね。2学期も、クッキングや製作、わらべうたなど様々なプログラムを予定しております。新入会のお友達も迎えて親子で一緒に穏やかな時間を過ごしましょう。

みなこ

マナ組

 5月の入会式の準備をしている時、“今年はどの様な楽しいクラスになるのかな?“とワクワクしていました。泣きながら登園する子、涙をこらえて登園する子、暫く部屋の様子を伺って気持ちを切りかえて遊びに夢中になる子、等それぞれでした。1学期の終わり頃になると、不安な気持ちでいっぱいだった子ども達は園生活に慣れ、朝の出席カードのシールも自分で選んで貼り、笑顔が多く見られる様になりました。遊びを通して、こどもが自然に先生と手を繋ぎ、背中や膝に乗ってきてくれる時、そこには「信頼」という目には見えないものが徐々に築きはじめた時間を感じます。また、多くのお友達と過ごすはじめての集団生活では、そこでしか味わう事の出来ないこども同士のトラブルも大切な学びの時間です。言葉が出ない分、手が出てしまう事や、何も言わずにお友達のおもちゃを取ってしまう事は日常茶飯事です。「かして」「いいよ」「ありがとう」の言葉をその都度伝え、思いやりの気持ちを学ぶ素敵な経験となるように引き続きこども達と接していきたいと思います。
これから長い夏休みに入ります。お家の方と過ごす楽しい時間と共に、9月にひとまわり大きくなったこども達に会えるのが楽しみです。是非、お家での様子も聞かせてくださいね。2学期も楽しい経験が沢山できる様、教師一同、こども達の成長のお手伝いをしていきます。保護者の方々と連携をとりながらより良い保育ができれば幸いです。

あや

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう