学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

1月の保育主題

名古屋ルーテル幼稚園HOME > 2022年度の主題 > 1月の保育主題

《2月の保育主題》響きあって

 「ようちえんのミモザのおはな…きいろいおはな、もうすぐさく?」小さなお友達からの言葉。その瞬間、フワッと優しい空気に包まれた様な気持ちになりました。1年で一番寒い季節、全てがジーっと動かずにいるように感じる事もあります。けれどミモザの木をふと見上げると、つぼみは少しずつ膨らんで春への準備中。私たちに与えられている命の全てに、神さまの大きな愛とお守りが着々と絶え間なく注がれていること、それを不思議とこの寒い季節に一番感じることができるな~と、改めて思います。

 小さなこども達が、自分の事ばかりでなく幼稚園の中にある自然や様々な出来事にも目を向ける事ができるようになり、安心して過ごすことが出来るようになった3学期でもあります。「せんせい~、きて~ちょっときて!○○くんがないてる~!」や、ある時は「ももさんが…!こっち、こっち!」等と大急ぎで知らせにやって来ることがよくあります。行くと周りには数人のこども達が…。そして、本人が泣いている傍で何があったのかを具体的にパフォーマンスと共に説明をしてくれます。「うわぐつをはいていなかったからすべっちゃったんだよね~。」と、その中の一人がどこからか探して来て「はい。」と優しく届けてくれる姿。その頃には泣いている本人も落ち着いて「ここで、こうやってぶつかちゃったの…。」と自分で説明。そんなやり取りを通して、私たちが知らないところで、どの子もみんな心も体も本当に大きく育てられているのだな…と沁みじみ感じ神さまへの感謝で溢れます。2月もこども達の中にあるステキな心を沢山見つけながら過ごしたいと思います。

副園長 前田朱美子

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう