学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

2026年2月の聖句

名古屋ルーテル幼稚園HOME > 今月の聖句 > 2026年2月の聖句

今月の

「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。」
ヨハネによる福音書 15 章 12 節(新共同訳聖書)


この聖書の言葉を聞くと、「そうそう!大切な教えだ」と感じられると思います。それで十分、大切な受け止め方です。

 しかし、「わたしがあなたがたを愛したように」という前提があるのです。イエス・キリストが最後の晩餐の席で語られた言葉です。まもなく逮捕され、十字架にかけられることを知ったうえで、弟子たちの足を洗い「人に仕えること」を身をもって示されました。弟子の中に裏切る者がいること、やがて逃げてしまう者がいることも知っておられました。それでもイエスは、彼らをあらかじめ赦し、愛し続けられました。

 自分を理解してくれない人、陰で裏切る人、敵対する人の前で、私たちは果たして穏やかでいられるでしょうか。そんなシーンを考えてみましょう。仲違いしたり、微妙な関係の人と食事を一緒にするシーン。それもリアルに思い描くために、あの有名な「最後の晩餐」の絵は修道院の生活の場である食堂に描かれたのではと思わされます。

 「神の愛」は好きな人や家族への愛を超えています。敵をも愛する、自分を裏切り殺す者をも。それは、イエス・キリストの生き方そのもので示された「神の愛の宣言」でした。

 今年は 2 月 18 日が「灰の水曜日」で特別な礼拝をします。自分自身の弱さや罪深さを見つめ、心を静かに整える季節の始まりです。それから 40 日間は生活を見直す時でもあります。その直前に、ブラジルなどでは「カーニバル」という賑やかな行事があります。私はこのコントラストも好きです「人間は素晴らしい! しかし弱く、罪深い存在でもある」からです。人を赦し、愛することは簡単ではありません。それでも、愛の自己犠牲で死なれたイエス・キリストの十字架を見上げるとき、少しずつ変えられていきます。自分の中にも変化を探してみませんか?

園長:徳弘浩隆

 

年主題

ともに