学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

11月の聖句

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今月の

人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。

ルカによる福音書 6章31節


 「人にしてもらいたい」と思うばかりで、「人にしてあげよう」とはなかなか思わない。「何もしてくれない」と人に文句は言うが、自分がしてあげたときには「感謝がない」とまた文句。どうしても、何かをもらうことばかりを考えてしまうのが人間である。自分がしてもらうことは当たり前で、自分がしてあげることは特別と考える。人間とはどこまでも自分が大事。自分のことを見て欲しい。自分を誉めて欲しい。そんな人間に対して、イエスは言う。「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。」と。

 この訳では「人にも」となっている。原文は「人に」である。「も」があるかないかでずいぶん違う。「自分にしてもらうばかりではなく、人にもしなさい」という意味のように思える。しかし、「も」がついていなければ、「してもらうことばかりを考えているあなたがたは、人にしなさい」という意味である。してもらったから、人にもしなさいとなると、交換条件のように思えてくる。イエスがおっしゃるのは、「人にする」ことを第一としなさいという意味である。

 この心は、使徒言行録20章35節でパウロがイエスの言として語っている言「受けるよりは与える方が幸いである。」と通じている。何かを行うことを純粋に生きることが幸いである。受けることを求めて生きるのではなく、与えることに純粋に生きるとき、人は美しい。キリストの十字架がその美しさを示している。真実ないのちを示している。

 人に行うことを喜びとするように、保育者たちは子どもたちに関わって行く。人にしてもらいたい生き方ではなく、人にする生き方を求めて。子どもたちもわたしたちも美しく生きていけますようにと祈りながら。

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