学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

7月の聖句

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今月の

ただ、神の国を求めなさい。

ルカによる福音書 12章31節


 「神の国」という言葉が語っているのは、「神が支配すること」である。神が支配しておられることを「探しなさい」とイエスはおっしゃった。「ただ」とは、「しかしながら」という意味であるから、一般的な人たちが探し回るものがあるけれども、「しかしながら」あなたがたはそのようなものを探し回るのではなく、「神が支配しておられる」という事実を「探しなさい」と、イエスはおっしゃったのである。

 神が支配しておられる事実は、カラスや草のような花において明らかであるともおっしゃっている。自分の部屋や蓄えておく倉を持っていないカラスがどのように育まれているのかを見てみれば、神の支配は明らかであると。また、草のような花は明日には炉に投げ入れられて焼かれるけれども、今日神さまは美しく飾ってくださっているともおっしゃる。

 我々の自然の中には、神の支配が行き渡っている。しかし、その支配に信頼していない人間が、付加されるようなものばかりを探し回っている。そのために、一喜一憂して、毎日を思い悩んで生きている。それでは、せっかく与えられたいのちを無駄にしてしまうとおっしゃるのである。

 与えられたいのちは神が造り出してくださったのだから、責任を持って養ってくださっている。思い悩んだからと言って、何かができるわけではない。こどもたちのいのちも神が造り給うたいのち。我々大人が思い悩んでも、彼らに与えられたいのちを変えることはできない。むしろ、現れるべきいのちを妨げることになる。

 こどもたちのいのちが神の支配の下にあって、必ず相応しく現れると信じて、静まっているならば、神が彼らを成長させてくださる。我々が神の力を信じていることが「ただ、神の国を探す」ことであり、こどもたちのいのちを守ることなのである。

チャプレン 末竹十大

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