3月の聖句
3月の聖句
エフェソ 5:8
朝8時45分に幼稚園の門が開きます。こどもたちは「おはよう」「おはようございます」と元気な声でお父さん、おかあさんといっしょに登園してきます。照れて目を合わさない子もいます。大きな目をぱちぱちさせてアイコンタクトで挨拶してくれる子。大きな口を開けて、にこにこはしているのですが声が聞こえません。
「寒くてお口がゴチゴチになっちゃった。」そうです。仲良し3人組の女の子が走ってきました。「わたしたち5人姉妹なんだよ。」えっ?3人じゃないの?後ろからお母さん二人が追いかけてきました。おかあさんたちも姉妹なんだね。ほほえましい光景が続きます。つい最近まで抱っこされて登園して、なかなかおかあさんと離れることができなかった「もも」の女の子は、今はおかあさんと手をつないで歩いて登園してきます。そしてちゃんとバイバイができるようになりました。このように登園時のわずかな時間でもこどもたちの成長を見ることができます。
三学期も残りわずかになりました。みどりさんは卒園して小学校に入学します。ルーテル幼稚園に通うようになってから4年の子、3年の子。みんな大きく大きく成長しました。お友達のことを思いやることができる優しいこどもになりました。お友達と力を合わせて遊ぶこともできるようになりました。そして自分で考えて工夫して製作活動もできるようになりました。その成長の様子をプレイデイやグリーン・デイ・トリップ、ページェント等の行事を通して感じ取ることができました。
きいろさんはみどりさんに、あかさんはきいろさんに、それぞれ憧れの気持ちをもって進級します。4月になったら新しくあかさんが入園してきます。きっと優しいお兄さん、お姉さんになって楽しく遊ぶことができるでしょう。
神様はいつも大きな「愛」で私たちを見守ってくださっています。そしてわたしたち一人一人にふさわしい賜物を与えてくださいます。こどもたちがその恵みをきちんと受け取り、また新たな一歩を踏み出していくことができますように。
園長 伊藤由紀子