学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

5月の聖句

名古屋ルーテル幼稚園HOME > 2023年度の聖句 > 5月の聖句

今月の

主よ、お話しください。僕は聞いております。

サムエル記上3:9


 新学期が始まり、新赤さんも幼稚園に慣れてきたようです。さわやかな青空の下、花壇のレンガをどけて、ダンゴムシを捜している子もいれば、園庭を元気よくバイクで走る子もいます。お部屋の中ではこいのぼりの製作をしている子もいれば、お友だちとままごとをしている子もいます。こども達はそれぞれの場所で自分のやりたいことを見つけて、持っている力を充分に発揮して遊んでいます。そして、みどりさんや黄色さんの様子を見て幼稚園での過ごし方も少しずつ覚えています。その中の一つ、お祈りもそうです。幼稚園では、おやつの時間と、お弁当の時間には決まったお祈りがあります。おやつの時は「天の神様、おやつの時間を感謝します。心もからだも元気にしてください。このお祈りをイエス様のお名前によっておささげします。アーメン」とお祈りします。お弁当の時は「天の神様、めぐみを感謝します。神様のこどもにしてください。このお祈りをイエス様のお名前によってお捧げいたします。アーメン」とお祈りします。こども達は、おうちでもおやつの時や食事の時にお祈りすると言うかもしれません。その時は一緒に祈っていただけたら嬉しいです。

 きいろさんやみどりさんは、進級した時の緊張も取れて、いつも通り、お友だちと遊ぶ姿が見受けられます。その中で、みどりさんの K 君がきいろさんの男の子に紙飛行機の飛ばし方を教えているところに遭遇しました。「ぐるぐると手をまわして力を入れると遠くまで飛ばないよ。力を入れないでスッと飛ばすといいよ。僕が見せてあげる。」と言って悪い飛ばし方と良い飛ばし方を実際にやって見せていました。自分の持っているものを惜しまず差し出す優しい心。教えられたとおりにやって上手に遠くまで飛ばせたことを喜ぶ素直な心。こどもはすごいな~と改めて思わされました。

 私たちがいるところには神様がいつも一緒にいてくださいます。私たちの祈りを聞いてくださいます。そして、一人ひとりに、時にかなった相応しいものを与えてくださいます。そんな神様を信じて歩いていきましょう。

園長 伊藤由紀子

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう