9月の保育主題
9月の保育主題
この夏も一段と酷暑の毎日でした。夏休みも終わり、2学期が始まりますね。それぞれの場所で夏休みを過ごし、たくさんの出会いや経験もあったことと思います。2学期の始まり、ワクワクして来る子ども、また久しぶりの幼稚園にドキドキしてくる子どももいるでしょう。また一人ひとりのペースで居場所や安心を見つけつつ歩んでいけたらと思います。
2学期の始まりは、まだ暑い日々が続き園庭での外遊びもなかなかできないかもしれません。先日、私の所属している高蔵寺教会の教会学校でデイキャンプが行われました。礼拝後たくさんのプログラムを楽しみ、夕食後近くの公園に花火をしに行きました。教会を出て夜空を見上げながら公園へ行く道、蒸し暑さの中でも秋の虫が鳴いていました。秋の音色、あー、いつまで猛暑の夏なんだろうと思っていても、季節は進んでいるのだなと実感しました。
季節をくださっているのも、風をふかせたり雨を降らせたり、そして今日の日をくださっているのも神さまだと思わされます。子どもたちと一緒にこれ から少しずつ季節の変化に気づき、体を思い切り動かして気持ちよさを味わっていけたらと思います。1学期の園生活を経て、あそびも様々にこどもたちの手や豊かな発想で製作やごっこあそびがまたお友だちとの関りの中でどう展開されていくのか、その姿がとても楽しみです。また思い通りにいかない苛立ちや葛藤、悲しい気持ちになることもあると思います。子どもたちに寄り添いながら、成長の糧になるよう神さまに祈りながら見守っていきたいと思います。神さまは一人も置き去りや忘れたりされないことを心に留め、9月も神さまの愛の中を歩んでいきましょう。
副園長 徳弘由美子