学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

6月のルーテル日記

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6月の子どもたちの姿

乗り越える力 - 緑さん あつまり

 緑さんたちの集まりは他の学年より早くスタートしました。色んなところにお出かけすることも多く、忙しいですが毎回充実しています。1回の集まりが終わるごとに、自由遊びで一緒にいる姿が増えていく緑さんたち。今は「またくぐり氷おに」がブームです。

 友だちと遊ぶより1人遊びが楽しかったAくん。集まりが終わるごとにまたくぐり氷おにに少しずつ少しずつ入っていく姿が見られました。最近は「氷おにする人この指とまれ」の掛け声に「僕もやる!」と言い、自ら入っていくようになりました。Bちゃんも、今まで緑さんたち全体で遊ぶ姿はあまり見られませんでしたが、今は氷おにすることにハマっていて園庭開放でも思いっきり走る姿が。2人ともみんなと思いっきり走っているときはキラキラの顔でとっても嬉しそう!

 集まりを通して緑さんのみんなで一つずつ乗り越えていくことでどんどん仲間になっていくなと感じる日々です。緑さんを仲間にしてくださった神様に感謝します。

なつき

ちがうお顔で - 緑さん 土曜保育参加

 緑さんのお楽しみタイムでは、粘土で小物入れ製作をしました。親子で1つずつ作り、役割分担しながら力を合わせて真剣に作る姿が見られました。順調に作っていたかと思いきや、「このままだと割れちゃいそう…」と、苦戦していたAくん親子。でも、お父さんがお助けしながら無事に素敵な作品を作り上げることができました。

 一方、朝からドキドキしていてあまり乗り気じゃなかったBちゃん。お父さんがBちゃんの分と二つ、おそろいの小物入れを作り始めると、いつのまにかBちゃんもやる気になり、お父さんと一緒に嬉しそうに作る姿が見られました。丸型、ハート型、ちょうちょ型、ネコ型、野球のヘルメット型、うずまき模様、蓋付き、好きな絵が描かれている作品など、世界で一つのオリジナルの小物入れが出来上がりました。作品を見つめている緑さん達の表情はいつも園で見せてくれる表情とはまた違ったとても嬉しそうな笑顔で溢れていました。

みさと

心かよわせ - ももグループ

 今年度の満3歳児(桃グループ)は6月から3名でスタートしました。初登園は緊張気味でしたが、日が経つうちにそれぞれがハサミ製作、粘土遊び、水遊びで安心できる居場所を見つけたようです。

 ある日、桃グループのBちゃんと粘土遊びをしていると「飴屋です。飴は要りませんか。」と黄グループのAちゃんが近づいて来ました。「飴屋ってなあに?」Bちゃんが尋ねると「これこれ」とお花紙に包まれたキャンディを見せてくれました。「欲しい?」と聞かれてBちゃんは「うん」とうなずきました。Aちゃんから貰った紙袋の中から飴をそっと取り出し、嬉しそうに包みを開けるBちゃんにAちゃんは「食べてだめだよ。うそっこだよ。」と叫びました。「しってるよ。」とBちゃん。みんなで顔を見合わせて大笑いをしました。そんなやりとりが楽しかったのか、Bちゃんは翌日も「飴欲しい」と飴屋さんを探していました。

 年下の児を優しく思いやってくれる年上児の気持ちに嬉しくなりました。これから随時増えていく桃グループですが、年上児と色々な関わりを持って共に育ち合っていきたいと思っています。

ちよえ

のこぎりだいすき - 木工コーナー

 白石先生から、金づちやのこぎりの使い方のレクチャーを受け、木工コーナーが始まりました。赤さんの1番人気はのこぎりでした。二人ずつしか出来ないので、自分の選んだ材料をしっかり握りしめ順番待ちの椅子で待ちます。細い木片や、厚さが3センチはあろうかという分厚い板!(大丈夫かな?少し心配です)。金づちやのこぎりなどおうちではなかなか経験することが少ない道具ではと思います。大人の手順だと、作りたいものを決めそれに合ったサイズに木を加工する、接着し釘を打つとなりますが、子どもたちは「のこぎりを使って木を切る!」そこに興味を持ち、のこぎりの刃が少しずつ板に深く入っていく様を見ながら、切り落とした後「やったー!」「見て―!」と最高の達成感を味わって終わります。出来上がったのは1本が2本になった木片や、1枚の板が2枚になったものですが、これも子どもたちの素敵な作品です。「すごいね!」って褒めてくださいね。

さか

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう