学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

12月のルーテル日記

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12月の子どもたちの姿

みんなで考えて - 緑さんのクリスマス

 山間合宿が終わってすぐ子どもたちからも「次はページェントだね」と楽しみにする声が聞こえてきました。それぞれ自分のやりたい役を伝えることができましたが、誰の口からも出てこない役があって話し合いを行いました。大事なページェントの役が足りないことを伝えるとすぐに子どもたちがどうしたらいいのか考えてくれました。

 「この役とこの役で悩んでいる」と教えてくれたり、Tくんはみんなでページェントをやるにはどうしたらいいのかと何度も考えてくれて、何度も「ぼく、代わってもいいよ」と言ってくれる姿もありました。ほかにも自分の強い思いをもって役を決めてくれた子も一緒にどうしたらいいのか考え、みんなで役を決めることができました。

 自分の強い思いを持ってページェントに取り組んでくれることであったり、周りを見てみんなでやるためにはどうしたらいいのだろうと考えてくれたり、子どもたちそれぞれの成長を感じました。練習ではどの子もクリスマスの喜びを伝えるという思いを持って取り組めました。神様に見守られながら当日をみんなで迎えることができてよかったです。

りさ

光を受けて - 黄さんのクリスマス

 光であるイエスさまのお話をいただき始まった黄さんのクリスマス。「ページェントでは4つの大切な役を神さまが黄さんに与えてくれました」と伝え、その中から自分がやりたい役を考えてもらいました。少し難しいかな?と思いましたが、「お友だちとは相談せず、まねっこもせず、自分で決めてね」と言ってみました。すると、子ども達はしっかりとその約束を守り、やりたい役をひとりずつ言いに来ることが出来ました。

 練習では、本当に様々な姿がありました。始めから意欲的に参加する子、始めはドキドキして不安だったけどお友だちと練習するうちに少しずつ自信がついていく子、反対に、練習するほど不安になっていく子…「やりたくない!」そう叫んだ時もありました。その姿も神さまの光に照らされたその子のありのままの姿、しっかりと受けとめてあげなくては!そう思い、祈りました。ページェントでは、神さまが一人ひとりを照らし輝かせて下さいました。その光を受けこれからも子ども達のありのままを大切にしていきたいと思いました。

まさこ

小さな手で - プレゼント作り

 12月の子どもたちは大忙しです。特に緑さんや黄色さんはページェントの練習があり、遊びもそこそこに練習に行きます。おうちの人へのプレゼントは遊びの時間の中で少しずつ作り上げていかないと間に合いません。「遊びたいな~」「プレゼントも作りたいな~」ちいさな葛藤がありつつも、やっぱりおうちの人の喜ぶ顔が思い浮かぶ様子でプレゼント作りに向かいます。

 鼻歌交じりで(しかも讃美歌!)大物の製作に取り組む子、「これをつけるとママの手が入るよね」とおうちの人が使いやすいように大きさを調整できるように考えながら作る子、それってどうやって使うの?って思えるような不思議な物だったり、一人ひとりが様々な思いを持ちながらプレゼントを完成させていきました。神さまがくださったこどもたち・その小さな手が作った大きな思いのこもったプレゼントです。おうちの方々にはプレゼントの中に込められた目に見えない贈り物も一緒に受け取って頂けたらと思います。

ゆきこ

喜びに溢れて - キャロリング

 今年も今池の人々に子ども達の歌でクリスマスの訪れをお知らせしました。登園して、白いコッターを着て準備万端。クラスごとに並んでいざガスビルへ出発!

 「何のおうたが歌いたい~?」と子ども達に問い掛けると、「はい!」「はい!」「はい!」とたくさんの子が手を挙げ、はりきる姿が見られました。「○○の歌がいい~!」とページェントの自分の役の歌や「次は○○歌いたい~!」とリクエストが絶えません。道中、元気いっぱいの歌声にすれ違う街の人々も微笑んでくださいました。

 ガスビルに着くと少し緊張している子もいましたが、おうちの方と一緒に歌う子ども達はとても嬉しそうでした。帰りの道でも、相変わらずリクエストは絶えません。「もう一回きよしこの夜歌いたい♪」と何度も歌いたいという子ども達の心には、クリスマスの喜びが溢れているように感じました。

みさと

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう