学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

10月のルーテル日記

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10月の子どもたちの姿

ブランコジェットコースター

 ある日の自由遊びの中で子どもたちに「ブランコ押して〜!」と言われました。その時黄色い上着を着ていたわたしは「ご乗車ありがとうございます。それではレモンジェットコースター始まります〜!」「レモン〜♪レモン〜♪」と歌いながらブランコを押すと、ブランコジェットコースターごっこが始まっていきました。
その日を境にわたしが黄色い上着を着ているのを見ると思い出したかのように「レモンジェットコースターして〜!」と言われるようになりました。
こども達のアイディアで、レモンから始まりバナナ、パイナップルと様々な黄色のジェットコースターが増えていき、歌もそれぞれに合わせた曲に変わっていきました。最近ではブランコに乗っている子どもたちが、押しているわたしに対しておばけの様な顔をして見てくるという”おばけジェットコースター″が流行っています。こども達の遊びの広がり方はわたし達大人の発想には出てこないような面白いアイディアがいっぱいです。次はどんなジェットコースターが出てくるのか楽しみです☺

まゆこ

 虹のラウンジでショーが始まりました。「♪ありの〜ままの〜(アナと雪の女王)」とAちゃんの熱唱が始まると、その歌を聞きつけてステージ上にはたくさんの人が集まって来ました。(みんな自由に歌い、踊り中〜♪♪♪)すると、A ちゃんは途中でステージを離れ、ステージ中断。Aちゃんを追いかけると、「Aちゃん、1人でやりたかったのに…」と悲し気に。「Aちゃんは、ひとりショーをやりたかったんだね。じゃあ、今日のステージのプログラムを考えるのはどう?」と提案すると、「わかった。じゃあ、最初はAちゃんのひとりショーね!」と気を取り直し、ステージに戻りました。「私もひとりショーやりたい」とBちゃん。「私はひとりショーやってからCちゃんとふたりショー」とDちゃん。出演者も決まり、お客さんも集まり、ステージ開演!そして、Aちゃんのひとりショーの番です。「♪ありの〜ままの〜」と夢中で歌い、歌のクライマックスになると、「みんなどうぞ〜」とお客さんをステージに招くAちゃん。〈みんなショー〉が始まりました。
歌う子、ダンスする子、空き箱で作ったヴァイオリンで演奏する子。ステージショーは大盛況でした👏👏👏
Aちゃん、ナイスプロデュースでした!

みさと

キャンプごっこ

 秋晴れの気持ちの良いお天気が続いていますね。そんな日にはアレがしたくなります…。こどもたちの中にもこの頃、休みの日に家族でアレをしているこも多いようで……。アレの正体、キャンプごっこはAくんの提案により始まりました。「先生、ダンボールあるかなあ~?」この日はラッキーなことにたくさんありました。毎日幼稚園に来てくれる業者さんから運ばれるダンボールたち。こどもたちの手にかかれば素敵な作品に変身します。組み立てられていくテントに引き寄せられるかのように、周りのこどもたちが次から次へと集まっていきました。そして、たくさんのダンボールから大きなファミリーテントが完成しました。屋根付きで秘密基地のような空間。その中では、絵を描いたり、製作をしたり、図鑑を読んだり、お話をしたり…。テントの外では、焚火を使って焼きマシュマロを作るこの姿も。キャンパーたちはそれぞれ好きな過ごし方をしていました。

なお

ドロケイ

 過ごしやすい秋空の下、「ドロケイやろ!」こども達の声が響きます。赤(泥棒)と青(警察)のゼッケンを着たこども達がどんどん増え、ドロケイの始まり!と思いきや、「ちょっと待って、作戦会議!」との声。こっそり耳を傾けると、「はさみうちしよ!」「いろんな方へ逃げるために、方向を決めよ!」緻密な戦略を知りびっくり。そして始まったドロケイ。1回戦は、泥棒が脱獄を繰り返し、大盛り上がり。ところが2回戦は泥棒があっという間に全員捕まってしまいます。「すぐ終わっちゃって、つまんないね」と私。「警察が多いからだよ」とこども達。「じゃあ、どうしたらいいかな‥」(ここからが面白いところです)「順番にやればいいんじゃない?」「ゼッケンが 7、8、9、って続いてる子が警察をすれば?」「〇〇(自分)と△△くんが、2人で警察やるってどお?」様々な考えが飛び交います。結局「泥棒になるよ」と、自ら交替してくれる子が現れ、ドロケイが再開したのでした。自分の思ったことや感じたことを、言葉で表現出来ることは、これからたくさんの人と関わっていくうえで大切なことですね。こども達が日々の遊びの中で逞しく育まれていることに感謝です。

まさこ

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう