学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

5月のルーテル日記

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5月の子どもたちの姿

いっぱい あそんじゃおう!!!

「いらっしゃいませ~何か食べたいものはありませんか?」砂場では何やら美味しそうなお店屋さんが開店した様子。「何屋さんですか?」「何でも屋さんです!」それと同時に隣の築山からは「先生、一緒に高速道路作ろうよ!」「じゃあ、高速道路の仕事をして、お腹が減ったら何でも屋さんに食べに行くね」ひとまずそのような設定にして、まずは高速道路のあそびへ。「セメ ント流さなくっちゃ!」「こっちはセントレアまで続く道」こども達は忙しそうにスコップで道を作ります。すると、隣の砂場から「パンケーキでーす!」と突然のデリバリー。「一生懸命働いたからちょうどお腹が空いていたよ」高速道路工事の手を休め、パンケーキを頂いていると、「お団子どうぞ」「ピザです」「コーヒーでーす」「黒米出来ました」「アラジンのご飯です」次から次へとやってくる何でも屋さん達。「わぁ~とっても美味しいです」築山のそばのテーブルはたちまち砂の御馳走でいっぱいになりました。すると「今日はパーティです!」という声がどこかから聞こえてきます。こうやってこども達のあそびは次から次へと展開していき、その楽しそうな様子に誘われて、他のこども達もどんどん仲間に加わりました。「お店は順調?」「僕は立ち仕事好きだから大丈夫!」こども達は大人の会話をよく聞いていますね。ごっこあそびの会話は実に面白いです。「こんなに食べたら先生太っちゃう」「もう太ってるじゃん」(-_-;)

 幼稚園に入園して間もない赤さん達もあそびを通して、友だちや保育者に出会い、少しずつ自分の世界が広がっています。今度はどんな遊びに入れてもらおうかな?

まさこ

「ドロケイやりたい!」「ゼッケン出して〜!」と、昨年度に引き続き、今年度も早速“ドロケイブーム”到来です。朝の身支度を終えて園庭に出ると、最初にドロケイのリクエストをしてくれたのは、黄さんのAくん。私がゼッケンを出すと、「ぼくも!わたしも!」とあっという間にメンバーが集まりました。泥棒チームは、“赤ゼッケン”。警察チームは“青ゼッケン”。さっきまで別の場所で遊んでいた、緑さんのBくんとCくん(ドロケイの常連さん)は、ドロケイが始まるのを察知し、私が気付いた時には、既に赤ゼッケン(泥棒)を着て、いつでも逃げる準備万端。一方、私のそばに近づき、私の目をじっと見つめる赤さんのDくん。「Dくんもやる?」と問い掛けると、首を大きく縦に振り、ゼッケンをはりきって取りに行く姿がありました。そして、園庭の地面に白線で“牢屋”を書いたら準備完了です。緑さんのEちゃんが赤さんにルール説明をし、優しく教えてくれる姿がありました。(Eちゃんありがとう)Eちゃんリードの下、警察チームのカウントダウンスタートです!「3、2、1、0」で泥棒チームを追いかけに行きます。中には、警察に「タッチ」されて、渋々牢屋に入る子も…でも、大丈夫!だって、泥棒の仲間がすぐに助けに来て、復活出来るから。そして、1 回戦終了〜!お茶休憩をして、「もう1回!」と2回戦のリクエストをしたのは、やっぱり黄さんの A くん。この日は、結局4回戦までやりました。先生はもうへとへとです〜。そしてまた次の日、そのまた次の日もドロケイは続きましたとさ! お・し・ま・い

みさと

新学期が始まり1か月も過ぎると、こども達は好きな遊びを見つけ始めます。おうちの人とのお別れが名残り惜しいA君。「あれー、もうすぐお外開くよー。黒バイク売り切れちゃうかもー」保育者の言葉にそそくさとおうちの人にバイバイ。お支度を終えて「帽子、水筒、お外の靴、準備よし!」と外遊びモード完成です。しかし人気の黒バイクにはライバルがいます。お外の担当の先生が帽子を被ると、様子を伺っていた B 君もスタンバイします。(だって、先生より早く園庭には出れないから、今か今かとその時を待っているのであります。「お外いいよー」の保育者の声でバイク置き場に駆け出し、黒バイクに手を掛け…譲れません。そのうち二人は泣き出してしまいます。保育者に目で訴える光景が何日か続きましたが、そのうち「つぎ、かしてね」というやり取りが始まり…時計の時間が理解できるかは定かではありませんが「4になったらかわってね」と順番のルールが出来ました。「順番しようね」という大人からの声掛けでは中々自分の中に落とせないものが、遊びの中で我慢する事、友だちの悲しそうな顔を見て考えることを学び、相手を思いやる言葉や思いやる気持ちが自然に育っていく姿にこども達はすごいな…と感心させられほんわか気分になりました。

さか

地震訓練

「揺れてる、地震です!」先生の切迫した言葉に、こども達はすぐに部屋にある星マーク⭐️通称『安心マーク』に集まり、『ダンゴムシポーズ』をします。「まだ揺れているからそのままだよ!」と伝えると、体を丸めて後頭部を手で押さえる姿勢をじっと続けるこどもの姿がありました。そして防災頭巾を配ると上手に被っていました。この日は雨の為、ここで訓練は終了。こどもに「これは訓練でした。」と伝えると、「やっぱりな。」「そうだと思った。」と、ホッとしたような反応。その後、訓練はみんなの命を守る為に大切である事などの話をすると、「本当の地震の時は、雨が降っていてもお外へ逃げるの?」と、鋭い質問をするこどももおり、訓練の話を皆真剣に聞いていました。今後も地震訓練はもちろん、火事や不審者訓練も行なっていく予定です。いつ起こるかわからない事態に落ち着いて安全に避難することが出来るように、訓練を重ねていきたいです。そして、こども達と共に安全について考え、身を守る方法を身につけていければと思います。

ともこ

年主題

さあ、漕ぎだそう 奏でよう