学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

1月の聖句

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今月の

イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。

ルカによる福音書 2章52節


 今月の聖句の原文は「そして、イエスは切り開いて進み続けていた、知恵に、年齢(身体)に、恵みに、神と人間の前で。」となっている。成長とは「切り開いて進み続ける」ということである。しかし、幼い子らの「切り開き」を妨げる大人の慣習観念がある。慣習だからとこどもたちに押し付ける大人の観念は、思考がない。「こうすることになっている」とその意味も始まりも考えることなく、ただそうさせようとする大人。これによって、こどもたちは思考しない生へと導かれてしまう。

 「切り開いて進み続ける」ためには、思考が必要である。こどもたちは大人に比べれば知識は少ない。しかし、考える力はある。フレーベルが言ったように、「独りででも進んで学んでいる」のである。遊びを通して、思考することでさまざまなことを学ぶ。しかし、慣習に縛られているならば、思考が停止してしまい、何が真実であるかが分からなくなるのである。

 イエスは、幼き日から思考していた。思考によって、大人たちのおかしな慣習に疑問を感じていた。イエスは常に自らを切り開いて進み続けていた。それゆえに、当時の社会にあって、社会から排除されている人たちの気持ちに寄り添うことができたのである。たとえ、その行き着く先が十字架であったとしても。

 こどもたちにも切り開いて進み続ける力が与えられている。神は、こどもたちのうちにその力をすでに与えて、この世に生まれさせてくださっている。彼らは、自らを切り開いて進み続けることができる。彼らを妨げないためにも、彼らの姿から学ぶ姿勢が我々大人には必要である。我々のこどもたちが切り開いて進み続けることができますように、我々も自らをこどもたちに開いて生きて行こう。

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置かれたように

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