学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

2月の聖句

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今月の

すべての良いものをあなたがたに備えてくださるように。

ヘブライ人への手紙 13章21節


 神さまの造られた世界はすべて善きものです。

 どこに善きものがあるのだろうかと思うかも知れません。善きものである神さまの恵みは、わたしたち人間には善きものだと思えないこともあるからです。この言葉の前には、「わたしたちの主イエスを死者たちから引き上げた平和の神が」と言われています。十字架で死んだイエスを死者たちから引き上げた出来事が復活と呼ばれる出来事です。この出来事は死という災いに思える出来事を恵みに変えた「平和の神」を語っています。災いに思えることも恵みに変えられるのです。災いに思えることも神の恵みであると受け取る信仰によって、災いは災いではなくなるということです。イエスはそのように十字架を引き受けたのです。

 わたしたちに起こってくる出来事を「善い」、「悪い」と判断するのは、わたしたち自身の価値基準に従った判断です。この価値基準は、人によって変わってしまう基準で、絶対ではありません。わたしたち人間が自分にとって善い、悪いを決めているだけなのです。神さまが造られた世界はすべて善きものですから、起こっていることは本来神さまの基準で善きものとして起こっているのです。それなのに、わたしにとって、当面悪いと判断してしまうから、善きものを与えてくださっているのに受け取ることができなくなっているのです。これが人間の罪なのです。

 この罪のために、わたしたちは子どもたちに悪いことが起こらないように先回りしてしまうことがあります。失敗と思えることも、失敗ではなく育んでくださる神さまの恵みなのです。たくさん失敗して、たくさん成長します。神さまがすべての善きものの中で子どもたちを整えてくださいます。子どもたちが与えられている善きものを受け取って、成長できますように。

チャプレン 末竹十大

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希望の神に支えられ

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