学校法人愛知ルーテル学院 名古屋ルーテル幼稚園

11月の聖句

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今月の

わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。

ヨハネによる福音書 13章34節


 イエスは弟子たちに「わたしが愛した」という過去を思い起こさせています。この過去の出来事が弟子たちの現在の愛を働き生み出すのです。過去は過去ではなく、弟子たちのうちに働いて、現在を造り出すということです。イエスに愛された過去を自分自身のうちにしっかりと受け止めているならば、必然的に弟子たちは互いに対して、イエスのような愛をもって接することになるのです。

 わたしたち人間は、過去に捕らわれものです。過去のうらみつらみに縛られて、今を肯定できなくなってしまいます。また、過去に逃げることもあります。あのときは良かったのに、今はこんなになっていると、現在を否定することになります。過去に縛られても、過去に守られても、どちらも現在を生きる力にはなりません。現在を生きるためには、過去の使用方法を間違えないことです。過去は現在を生きるための力であることを知ることです。

 イエスはご自身の過去の愛に弟子たちを縛っているのではありません。むしろ、イエスと過ごした日々を思い起こし、今もあなたがたのうちに生きて働いていることを知るようにと勧めているのです。イエスの愛の過去は、今の弟子たちを肯定している過去だと認識するようにと勧めているのです。「あなたがたはわたしに愛されてきた。そして、今も愛されている。その愛は今のあなたがたを肯定し、力を与える。」とおっしゃっているようです。

 わたしたちのこどもたちが、これから生きて行く人生において過去に縛られることなく、過去に逃げ込むことなく、現在を生きるためには、今十分に愛される必要があります。彼らは神に愛されて生まれてきた存在なのですから。

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